名寄せしてあったばかりに困った事態が出来

以前、税金や証券についての規制が、これほど厳しくなかった時代には贈与などは実に緩やかになされていました。

本人が手ずから、この株券をあげるよ、と手渡されたり、本当に気楽なものでした。ですので、誰しもそれほど深い考えなど持ってはいませんでした。

ところが昨今ではマイナンバーだの何だのが開始され、証券税制もガラッと変わり、様々な障害が出てくるようになりました。まず、家族で株式投資をしていたので、当時は証券会社にまとめて預けてありました。

保管料が数千円掛かりますので、名寄せをして父の名前にまとめてありました。
その後「ほふり」(証券保管振替機構)が出来て、ペーパーレス化で無料で預けられるようになったのです。

ところが現在では名義変更も簡単にはいかなくなり、実に面倒で複雑な手続きが必要となってしまったのです。

親を老健に預かってもらうのに、本人財産が1000万円以上ある場合、お支払額が旧来よりも数万円も高くなってしまったのです。

株式の名義寄せが災いしてしまったのです。

売ろうにも買値よりも安値で、大幅に損している状態です。生前贈与を行うにも面倒な手続きが必要で、しかも無償の贈与は1年間に110万円以内しかできません。

もともと自分の購入した株式なのに、名前を分けておかなかったために苦しむことになってしまったのです。これほど困惑し、参ったことはありませんでした。

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